自分の幸福度を測定する簡単な方法を解説!
2021/10/18
自分の幸福度(主観的幸福)を測定できる方法があることはご存じでしょうか?
主観的幸福を測定するには様々なアセスメントがありますが、今回は、イリノイ大学名誉教授であるエド・ディーナー博士が研究した「人生満足度尺度(Satisfaction With Life Scale)」についてご紹介します。
ディーナーの「人生満足度尺度(Satisfaction With Life Scale)」
ドクターハピネスともいわれている幸福学研究の第一人者であるディーナー博士は、自分の幸福度を簡単に測定できる方法として「人生満足度尺度」を考案しました。
「人生満足度尺度」、はたった5つの質問によって自分の幸福度を測ることが可能です。
1 ほとんどの面でわたしの人生はわたしの理想に近い
2 わたしの人生はとても素晴らしい状態だ
3 わたしは自分の人生に満足している
4 わたしはこれまで自分の人生に求める大切なものを得てきた
5 もう一度人生をやり直せるとしてもほとんど何にも変えないだろう
上記の5つの質問に対して以下の該当する項目の点数を出していきます。
まったく当てはまらない…1点
ほとんど当てはまらない…2点
あまり当てはまらない…3点
どちらとも言えない…4点
少し当てはまる…5点
だいたい当てはまる…6点
非常によく当てはまる…7点
合計点を算出し評価を確認する
点数を出していきましたらさいごに合計して合計点を算出します。
合計点に対する評価は以下となります。
□31~35点…非常に満足
26~30点…満足
21~25点…やや満足
20点…ニュートラル
15~19点…少し不満
10~14点…不満
5~9点…非常に不満
出典:SWLS, Satisfaction with Life Scale , Diener et al.,1985
過去の調査によると日本人の平均は18.9点、アメリカ人の平均点は24.5点と報告されています。
日本人大学生の平均は20.2点(韓国人大学生の平均は19.8点、アメリカ人囚人の平均は12.7点)。
いかがでしたでしょうか?
自分の幸福度を正確に測ることができるアセスメントがあるなんてすごいですよね。
よかったらみなさんもぜひ測定してみてください。