SDGsウェディングケーキモデルと5P
2020/06/15
SDGsは社会問題、経済問題、環境問題の3つの問題をカテゴライズし、17の目標が設定されています。
この3つの問題の理解を深めるために今回は、「SDGsウェディングケーキモデルと5P」についてご紹介します。
SDGsウェディングケーキモデル
ヨハン・ロックストロームとパヴァン・スクデフが提唱したストックホルムレジリエンスセンターのSDGsウェディングケーキモデルがあります。
SDGsウェディングケーキモデルとは、環境、社会、経済の3階層から成り立っており、環境の上に社会、社会の上に経済を置くことで自然からの恵みによってわたしたちの社会や経済が支えられていることを示しています。
つまり環境保護を最重要と位置付けています。
SDGsの全体像を把握するうえで、非常に分かりやすいように視覚的にマッピングしています。
このように土台となる環境が破壊されれば、連鎖して社会は不安定になり、さらに経済成長どころか経済崩壊を招くということです。
5つのPでSDGsの全体を理解する
SDGsには17の目標があります。
これらをただただ一から理解しようとすると全体の仕組みが分からなくなったりします。
17の目標を整理し、イメージで覚えやすくするものとして5つのPを知っておくと構造化しやすくなります。
その5つのPとは、「people(人間)」、「prosperity(豊かさ)」、「planet(地球)」、「peace(平和)」、「partnership(パートナーシップ)」です。
●people…貧しさを解決し健康に
●prosperity…経済的に豊かで安心して暮らせる世界に
●planet…自然と共存して地球環境を守る
●peace…争いのない平和を知ることから実現
●partnership…みんなが協力し合う
5つのPを知ればSDGsが目指すところがわかってくるのではないでしょうか。