職長安全衛生責任者能力向上教育in尼崎
職長安全衛生責任者能力向上教育をお世話になっています尼崎の企業様にて、実施させていただきました。
一日講習にもかかわらず終日、真剣にご受講いただきましたこと感謝いたします。
ご受講いただきましたみなさまの安全衛生に対する意識の高さや問題意識を常にお持ちであること、そして何より楽しく学んでくださいましたこと、本当に素敵な一日でした。
お伝えさせていただきましたことがみなさまの業務でお役に立てていましたら嬉しく思います。
職長安全衛生責任者能力向上教育とは、おおむね5年ごとに再教育をうける職長安全衛生責任者の教育になります。
職長安全衛生責任者教育自体には期限はありませんが、現在おおむね5年ごとに再教育を実施するよう構成労働省より求められている教育です(詳細は以下参照)。
今後、おそらく厚生労働省より強く求められる教育であり、元請からも再教育を受けているかどうか確認されることも増えるかと思います。
みなさまの職場におかれましても、先取り安全衛生管理の教育として実施をご検討なされてみてはいかがでしょうか。
【職長安全衛生責任者能力向上教育の解説】
現在、建設業界では、技術革新の急速な進歩や労働力不足、労働者の高齢化や外国人労働者の増加など、様々な環境変化がおきており、これに付随する労働災害の増加が懸念されています。
職長等は、建設現場などで労働者を直接指揮・監督する立場にあり、先取り安全衛生管理をおこない、労働災害を防止するという重要な役割を担っています。
このような状況を踏まえ、厚生労働省より建設業に従事する職長及び安全衛生責任者に対し、概ね5年ごと(又は機械設備等に大幅な変更があった場合)に、「建設業に従事する職長等の能力向上教育に準じた教育」の実施を推進するよう、新たにカリキュラムその他を定めた通達文書により都道府県労働局及び関係団体等に通知されました(平成29年2月20日付け)。
なお、これからは従来の職長・安全衛生責任者教育の修了に加え、職長安全衛生責任者能力向上教育の実施も求められることが増えることになるでしょう。