厚生労働省より「新型コロナウイルスを防ぐには」が公表されました
2020年2月17日に厚生労働省より「新型コロナウイルスを防ぐには」が公表されました。
以下、公表された内容を簡潔にまとめたものを記載しました。
●新型コロナウイルス感染症とは
ウイルス性の風邪の一種で、発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴です。
感染から発症までの潜伏期間は1日から12.5日(多くは5日から6日)といわれています。
新型コロナウイルスは、飛沫感染と接触感染によりうつるといわれています。
【飛沫感染】
感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染する。
【接触感染】
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染する。
●日常生活で気をつけること
・外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などにこまめに石けんやアルコール消毒液などで手を洗う。
・咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手で押さえるとその手で触ったものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他の方に病気をうつす可能
性がありますので、咳エチケットを行う。
・持病がある方、ご高齢の方は、できるだけ人混みの多い場所を避ける。
・発熱等の風邪の症状が見られるときは、学校や会社を休む。
・発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録する。
啓発資料として、「マスクについてのお願い」、「一般的な感染症対策について」、「手洗いについて」、「咳エチケットについて」についても公表されています。
●こんな方は注意してください
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている (解熱剤を飲み続けなければならないときを含む)。
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
上記の症状がある場合は、新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センターに相談しましょう。
資料出所:新型コロナウイルスを防ぐには
資料出所:「マスクについてのお願い」
資料出所:「一般的な感染症対策について」
資料出所:「手洗いについて」
資料出所:「咳エチケットについて」