非協力的な人の非をとる方法
2018/04/07
今のやり方を変えようとするときに非協力的な方が必ずといっていいほど職場にいます。
その人の言い分はおそらくこんな感じではないでしょうか?
「今までこのやり方でずっとやっている」
「余計な仕事を増やさないでほしい」
「そんなことしたら仕事が余計に増えるだけだ」
「いままでに前例がないから却下」
「そんなことやってもどうせ無理に決まっている」
「骨折り損に終わるだけだからやっても意味がない」
「どうせやっても結果は一緒」
よく職場でコンフリクトとして起こるフレーズです。
このような人がそういう言動や行動に出る理由は、バイアスが大きく影響しています。
上記のような発言はネガティビティバイアスといいます。
ネガティビティバイアスを変えていくには、とても時間がかかります。
なぜならその方がこれまでの環境や人間関係の中で形成されてきたものであるからです。
マインドセットをおこなう必要があるため、長期的におこなうことが必要です。
ですので、短期的に無理にバイアスを変えることはむしろ逆効果になります。
では、何かを変えることは無理なのでしょうか?
そんなことはありません。
上記のケースでいくと、その方は何かを変えることによって自分が不利益を被ると感じているからこそ非協力的という訳です。
ですので、何かを変えることによってメリットを得られることを前面に出しながら交渉すると良いでしょう。
人はデメリットを感じると防衛的になります。
メリットがあることを前面に出し、その人が利益を得られるように交渉しましょう。