適度なノイズがクリエイティブを生む
2018/01/05
クリエイティブな仕事をおこなうにあたり適度なノイズが効果的であることが科学的研究から分かっています。
理想の作業環境は、「適度なノイズがあった環境」ということです。
職場で仕事が捗らないけどカフェやパブリックスペースで仕事が捗る経験はありませんか?
このようなご経験がある方も多いかと思いますが、これは理にかなっているということです。
ある実験研究によると、被験者に遠隔連想テストを受けるよう指示しました。
その際に4つのレベルのノイズ(無音、50dB、70dB、85dB)を流した結果、70dBのノイズが創造性を生むに適した環境であったことが分かりました。
つまり、完全な無音ではなく、少しだけ背景ノイズがあったほうが創造性を生むということです。
仕事においてわたしたちを邪魔しているのは、これまでノイズだと思われていました。
原因はノイズではなく、対面での交流や会話です。
職場で周囲の会話に引き込まれてしまったり、集中していても何か邪魔が入ってしまったりすることがわたしたちの集中力を大いに低下させる原因となります。
仕事に集中したいときは、ノイズのない空間ではなく、邪魔の入らない空間を見つけることが大切です。
どれほどノイズがあっても1人になれるスペースがあれば、あなたにとって仕事のパフォーマンスが高まるでしょう。