社員の自律性
2017/07/22
従業員のやりがいはどれくらいあるかみなさまはご存知でしょうか?
世界各国の企業を調査した従業員エンゲージメント調査があります。
日本は、先進諸カ国はもちえろん、世界各国からみてもやりがいを感じている社員は少ないという調査結果があります。
アメリカの32%に対して、6%しかない。
139カ国中132位という最下位クラスです。
なぜここまで日本は、やりがいを感じている社員が少ないのでしょうか?
高度成長期時代に、コマンド&コントロール(指令と管理)という手法がはまり、勤務先への帰属意識やモチベーションも高めるうえでも効果的なマネジメントがはまりました。
しかし、高度成長期を終えたいまの時代は、自分の成長に価値観を置いているという社員が多くなりました。
就職活動生に会社を選ぶ基準をアンケートしたところ、上位に「自分の成長を感じられるところを重視している」が入っています。
ではこのエンゲージメントを上げるにはどのようにしたら良いでしょか?
「自分の成長を実感できるような経験を取り入れる」ことです。
まずは、上司からの指示を正確に確実にやることにより、成功するという従来のマネジメントを変えていきましょう。
これからは、上司と部下が一緒になり、どう結果を出すか、部下をどうやって育てて成長させていくかを考えるサーバントリーダーシップ(奉仕型リーダーシップ)が求められています。
部下一人ひとりの個性を発揮できるようサポートできるスキルが求められてきます。
「俺についてこい指導」ではなく、「一緒に成長していこう指導」を取り入れることが一人ひとりの成長につながり、また一人ひとりのエンゲージメント=自律性を高めることができるのではないでしょうか。