自由研削砥石の取替えまたは取替え時の試運転業務は特別教育修了者がおこなう
2020/11/22
自由研削砥石の取替えまたは取替え時の試運転業務は特別教育修了者がおこなうことはご存じでしょうか?
無資格者が実施すると労働安全衛生法違反となります。
今回は、「自由研削砥石の取替えまたは取替え時の試運転業務は特別教育修了者がおこなう」についてご紹介します。
Contents
自由研削砥石を使用した作業での労働災害を理解する
自由研削砥石を使用した作業での労働災害の発生は、グラインダ本体、砥石、取付け具、使用方法等の正しい知識と訓練の不足による砥石の破損、誤った取り扱い作業による切れ、こすれが多くみられます。
厚生労働省の労働災害発生状況では、休業4日以上の死傷災害で転倒、墜落・転落、動作の反動・無理な動作、はさまれ・巻きこまれに次ぎ「切れ・こすれ」が発生しています(令和1年では7,977件)。
これらの労働災害を防止するためにはグラインダ取扱者いに対する安全衛生教育が必要となります。
自由研削砥石の取替えまたは取替え時の試運転業務は有資格者がおこなう
自由研削砥石に関する必要な教育は、「自由研削砥石の取替えまたは取替え時の試運転業務安全衛生特別教育」で、労働安全衛生法第59条に定められているように特別教育を受講している必要があります。
研削砥石は高速回転をしながら壊れながら削る工具であり、取り扱いを誤ると重大災害につながります。 また、砥石自体が飛散し、ご操作によって破壊、飛散するなどの危険性もあります。
自由研削砥石の取替えまたは取替え時の試運転業務安全衛生教育を受講する
自由研削砥石は、材料の加工、切断など幅広く使用される工具です。 正しい知識を得て、正しい作業をおこない、より安全に安心に作業をしていきましょう。