労働安全衛生および人材育成に関する情報を発信いたします。

ポジティブ感情とネガティブ感情の割合

      2018/05/09

「ネガティブをなくしてポジティブになれ!」とよく言う方が中にはいます。

過去にこんなことを言われた経験はありませんか?

過去にこんなことを聞いた経験はありませんか?

 

 

「ネガティブをなくしてポジティブになれ!」なんてできるはずがありません。

なぜならわたしたちの感情には、ポジティブ感情とネガティブ感情が存在しているからです。

ポジティブ感情、ネガティブ感情はどちらもなくてはならない感情です。

 

 

信号で例えるならポジティブ感情は青信号、ネガティブ感情は黄色から赤信号です。

道を歩いているとき、自転車で運転しているとき、車で運転しているときは青信号は安全に渡り、赤信号では立ち止まりますよね。

ですので、わたしたちはポジティブ感情、ネガティブ感情を使い分け活動している訳です。

 

 

バーバラ・フレドリクソン博士の研究によるとポジティブ感情とネガティブ感情は3対1の割合が理想であるということが分かっています。

ですので、冒頭の「ネガティブをなくしてポジティブになれ!」ではなく、「ネガティブはあっても良いけどポジティブを増やそう!」が正しい答えになるでしょう。

 

 

ぜひポジティブ感情を増やす努力をしてみてください。

みなさんの思考の質を高め行動の質を高めることでしょう。

Child in autumn

 

 - 自律型人材育成 , , , , , , ,