遺伝は不変のもの?
「兄弟・姉妹や両親によく似てるよね」と言われることはありませんか?
兄弟・姉妹や両親によく似ていることは、理に適っていることで、遺伝が大きく影響しています。
特に一卵性双生児を考えてみると納得いただけるのではないでしょうか。
遺伝の研究者で有名なミネソタ大学のトーマス・ブシャード博士達の研究によると、遺伝で影響受けるものは、身長→体重→躁うつ病が非常に大きいと分かっています。
また、統合失調症→性的嗜好→保守主義-自由主義→アルコール依存症と遺伝により受けるもの続きます。
しかし、遺伝というものは普遍性のものでもありませんし、出来事によっても変わらないということはありません。
わたしたちが遺伝によって影響を受ける割合は約5割といわれています。
逆に残りの5割をいかに使っていい方向に自分を高めていくかということがわたしたちのより良い方法へと導くことといえるでしょう。