建設業における社会保険強制加入について
2018/05/04
建設業における社会保険の強制加入が平成29年より本格的になっています。
経緯は、2012年国土交通省が「平成29年までの5年計画で建設業で社会保険に加入していない事業所を100%加入させる」という目標を掲げたことから始まっています。
同時に「下請け指導ガイドライン」(平成2012年11月1日)において、平成29年度以降は社会保険に加入していない事業所に対しては「今後下請け契約をすべきではない」との見解も発表しました。
このことから社会保険未加入であると、今後以下のようなことが起こります。
●建設業許認可を扱う行政から行政指導を受ける
●元請から加入指導が行われる
●社会保険部局に通報され処分を受ける
●許可業者は100%社会保険加入が要件に
●労働者も現場入場と認めない方向へ
●社会保険に未加入では公共工事請負もできない
社会保険加入は義務です。
ルールを守り、安心・安全に働くためにも社会保険に加入しましょう。