有機溶剤取扱業務における作業管理
2018/03/07
有機溶剤の取扱業務において、作業管理のポイントをご紹介します。
●作業管理の方法
適正な作業方法や手順によって作業管理を進めていきます。
【点検・打ち合わせ】
・保護具の点検
・TBM(ツールボックスミーティング)
・作業終了後点検
【貯蔵】
・有機溶剤を貯蔵する時は、こぼしたり発散する恐れがないように堅固な容器を使用し、必ずきちんと蓋をする。
・貯蔵場所は関係者以外立ち入り禁止にする。
・貯蔵内は有機溶剤の蒸気が溜まりやすいため、換気設備を設ける。
【容器の処理】
・有機溶剤の入っていない空容器も密閉する。
・屋外の一定の場所に集積する。
【保護具】
作業にあたっては酸素濃度に応じて必ず保護具をする。
・防毒マスク…酸素濃度18%以上の環境のみ有効
※吸収缶は寿命が短いため、定期的に確認し新しい缶と取りかえる。
・送気マスク…酸素濃度18%未満の環境でも有効
・手袋…化学防護手袋が望ましい。
・保護メガネ…ゴーグルタイプ
有機溶剤の取扱い業務に従事するには「有機溶剤取扱い業務安全衛生教育」を受ける必要があります。
有機溶剤取扱い業務安全衛生教育を受講し、安全への意識を高め仕事に取り組んでいきましょう。
きらめき労働オフィスでは、有機溶剤取扱い業務安全衛生教育の実施が可能です。
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※出張は、全国対応可能。
※主な活動地域:関西(大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山)、関東(東京、横浜、千葉、埼玉)、中国四国(岡山、広島、香川)、中部(名古屋、三重、岐阜)